米国務省は6月25日に世界の人身取引に関する年次報告書を発表しました。そのなかで、日本については、外国人技能実習制度を悪用した強制労働や、女子高生らを使った接客ビジネスの問題がかねてより指摘されてきたにも関わらず、政府による取り締まりや予防の取り組みが不充分で真剣さを欠くとして、3年ぶりに上から2番目のランクの評価に格下げました。
(米国務省公式発表サイト)
Trafficking in Persons Report 2020 - United States Department of State
(発表資料全文)
TRAFFICKING IN PERSONS REPORT 20TH EDITION
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