2021年6月10日に国際労働機関とユニセフから共同発表された世界の児童労働者数は増加しており、その問題の多くはアフリカに根強く関連しています。特に、西アフリカのカカオ農園では、強制労働を含む児童労働が深刻な状況です。
カカオ産業に関わりの深いガーナで児童労働撤廃に向けて取り組みをしているACEとして、世界の児童労働撤廃を目指すのであれば、より一層の、企業、政府、そしてNGO間での連携が必要だとし、共同オープンレター”カカオの児童労働に関する世界の市民社会組織による声明”に署名しました。
オープンレター概要
· 企業の取り組みを後押しする人権デュー・デリジェンス法の整備を各国に早急に求めます。
· カカオ産業関連企業は、自社のサプライチェーン上にある児童労働リスクの認知をし、モニタリングする必要がある。企業はその評価結果を公表する必要があります。
· 市民社会組織や貿易連合、現地の行政機関や農家と共に、生産側と購買側双方が協働できる環境を作ることが今後さらに重要となります。
共同公開書簡全文(英語)
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